書籍紹介
大好きな岩波ジュニア新書シリーズ。 砂糖の世界史 (岩波ジュニア新書) 作者: 川北稔 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1996/07/22 メディア: 新書 購入: 17人 クリック: 115回 この商品を含むブログ (75件) を見る 「世界史を学ぶなら塩の歴史を学べ!」…
最近日本でも盛り上がりを見せているボードゲーム。 この本はドイツで出版されたものですが、ボードゲームデザイナーとという職業があるんですね。 熟練のボードゲームデザイナーである著者が書く、ボードゲームデザインのガイドブックがこちら。 ボードゲー…
投資ファンドの人が書いた「個人で小企業買っちゃいないよ!」本を読んでから、 もう少しプロセスを追ってみようと思っていました。 nozomitanaka.hatenablog.com その中で手を伸ばしたのが、中小企業M&Aでかなりのシェアを持っている日本M&Aセンター監修で…
ギボンの『ローマ帝国衰亡史』しかり、国家や大きい組織の行く末を考える上で多くの人の研究対象となってきたローマ史。 都市国家・ローマの成立から拡大、分裂、滅亡に至るまで、かなりのロングストーリー&話の入り組み方なので、そもそもどういった視点で…
日本創生投資という投資ファンドを運営されている三戸さんの新著。 大企業であなた(想定読者は40~50代?)が培った、当たり前を当たり前に実行するマネジメント能力は中小企業でこそ生きるはず 中小企業が直面する事業継承の課題を考えると、リタイア後ある…
ちくま新書は宗教系の本もたくさん出されています。 そんな中でこの本、『完全教祖マニュアル』。他の本は、『神道・儒教・仏教 ─江戸思想史のなかの三教』だったり『神道入門 ─民俗伝承学から日本文化を読む』だったりする中で、この尖ったタイトル。 完全…
Twitterの有名人、借金玉(@syakkin_dama)さん。 はてなブログも好きで良く拝見してます。 syakkin-dama.hatenablog.com そんな借金玉さんが出版した、発達障害の方向けのライフハック術の本がこちらです。 私自身はADHDでもASDでもなく、ただ内向性がとて…
6月から、10年ぶりくらいに神戸に住んでいます。引っ越しにあたって、元同僚がこの本をくれました。 神戸あるある 作者: 寺井広樹,ナナシロ,大河原修一 出版社/メーカー: TOブックス 発売日: 2018/01/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブ…
JPL・小野さんの新著を読んでから、再読したいなと思っていた表題本に手を伸ばしました。 nozomitanaka.hatenablog.com この本は、小野さんがMITの大学院に入学してから、そこで学び、迷い、挫折し、自分を取り戻し、JPLに入るまでを描ききった自伝。想いと…
東大の神取先生が書かれた、ミクロ経済学の新しい教科書。 この本を使って、あるいはこの本を書くような先生からミクロ経済学やゲーム理論の講義を受けられる東大生がとにかく羨ましくなりました。 ミクロ経済学というと、他学部の人はもちろん経済学部生で…
普段、気軽にWebだアプリだサーバーだ、と言っているけど、それぞれがどういう関係性で、具体的になにを意味しているのか、ぱきっと理解できていませんでした。 まずは全体像を、と思って評判の良いこの書籍に手を伸ばしました。 InternetとWebって別のもの…
『ドラゴン桜』や『インベスターZ』など、大ヒット漫画を連発されている三田紀房さんの仕事論。現在も週刊の連載を2本持ち、毎週20頁×2を、週休3日のアシスタントさんたちと仕上げているとのこと。しかも、徹夜はせず夕方にはみんな帰らせる、と。 すごい。 …
以前読んだ、『さよなら未来』の中で紹介されていた本。 nozomitanaka.hatenablog.com この本自体は新装版ですが、もともとの原版が出たのは1996年。情報化社会っていう言葉がいろんなところで使われだした時代だったみたい。 情報技術が社会を変える!そん…
わたしたちが何気なく過ごしている毎日。それはどんな奇跡・偶然の上に立脚しているのか。 宇宙、太陽系、月、地球、水、生物誕生、気候変化、、、 それぞれを構成する要素が絶妙なバランスで成立しているからこそ、いまの生活があるんやなぁということを再…
また岩波ジュニア新書から。 ちょっと前にTRANSITのキューバ特集を読んで以来、旅モチベーションが高まっています。 nozomitanaka.hatenablog.com そんな私にすっと入ってくるタイトル、『旅に出よう』。 著者の近藤さんは、大学院卒業後から8年にわたって世…
今年3月に亡くなった物理学者、スティーブン・W・ホーキング博士。ALSを患いながらも、一流の宇宙物理学者として長く活躍してこられました。 本書はそんなホーキング博士の研究内容について、一般向けに書かれたものです。全世界で1千万部以上売れているらし…
岩波ジュニア新書の本をいくつか読んでみようと思っています。 このシリーズの本の末尾に「岩波ジュニア新書の発足に際して」という文章が載っています。 君たち若い世代は人生の出発点に立っています。君たちの未来は大きな可能性を持ち、陽春の日のように…
昨年2017年末にG's AcademyのData Science Bootcampに参加して、Pythonを活用した機械学習・データサイエンスにトライしていました。 いまはビジネス・デザイン中心に働いていますが、中期的にデータ周りの力をもっとつけて、データサイエンスの方々と一緒に…
マッキンゼー、ゴールドマン・サックス、ハーバード... タイトルに入れると売上が上がるカタカナ組織のようですが、実際は2~3年在籍しただけ、みたいな中途半端な著者が書かれた本も多い印象です。*1 本著の著者・服部さんは、MIT Sloanを出てから合計14年間…
以前読んだ、『さよなら未来』の中で度々取り上げられていたイヴァン・イリイチの著作。 nozomitanaka.hatenablog.com イリイチというのはどんな人物だったのか、Wikiを引用。 イヴァン・イリイチ(Ivan Illich、1926年9月4日 - 2002年12月2日)は、オースト…
私のやりたいことリストに「2023年までにキューバ旅行、1ヶ月くらい中米まわる」という項目がどんと鎮座しています。新婚旅行で行こうかなと思いつつハリケーンリスクを考えて回避。まだ未踏の地のままです。 大好きな雑誌TRANSITの最新号がキューバ単独の特…
アルゼンチン出身の作家・小説家・詩人でもあるホルヘ・ルイス・ボルヘス。 彼が1967-68年にハーバード大学で行った詩学の講義をまとめたのがこの作品です。 文学とは、物語とは、比喩とは。20世紀を代表する文人で言葉の本質を見つめ続けてきた著者からのメ…
NASAのジェット推進研究所(JPL)で働く小野さん。 前著『宇宙を目指して海を渡る』を読んで以来、宇宙を目指す熱い想いと文学張りの素敵文体に魅了され、新著もすかさず読んでみました。 前作は小野さんの自伝的な内容でしたが、今作は、なんというんでしょ…
前回の上巻記録に続き。 nozomitanaka.hatenablog.com 下巻は、政治とコミュニティのお話です。 混迷を極める社会の中で、私たちはもっと地球や自然から学ぶべきだ、というのが著者の主張です。 まず自然は、学ぶことをやめない。 母なる自然は生涯学習者だ…
原題 "Thank you for Being Late" 本の内容は、テクノロジーや地球環境がいかに高速で変わっていっているか、その中で私たちがいかに生活していくかに関する低減。 読み始めて最初数ページは「なんでこのタイトルなんだろう?内容とあっていないな」と思って…
Mistletoeでスタートアップ投資のディレクターを務める鈴木絵里子さんの初の著書。 Amazonでの本の紹介はこんな感じ。 楽しいのが一番だから、ワークライフバランスはもう考えない。好きなことを仕事にして、仲間やパートナーとコミュニティを作り、自分の多…
ご自身のオウンドメディア・4dskやその他記事で、独自のライフスタイルを発信し続ける四角さん。 ソニー・ミュージックやワーナーミュージックで10年以上プロデューサーとして働き、いまはニュージーランドに居を移しライフデザイナーや教育家等としてご活躍…
働き方研究家・西村佳哲さんによる、様々なものづくりのプロフェッショナルとの対話集。 豊かな生のための、豊かなプロダクト・サービスの大切さ。 そんなことを考えさせられる本でした。 やたらに広告頁の多い雑誌。10分程度の内容を1時間枠に水増ししたテ…
ピーター・ティール。 電子決済プラットフォーム・Paypalや、CIAなどを顧客とするデータ分析企業・Palantirの創業者であり、Facebookの最初期からの投資家であり、スタートアップ界隈のみんなが大好きな本「ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか」…
5月から会社での役職が「リードソリューションデザイナー」になるので、GWの課題図書、学び直しです。 良いプロダクトをいかにスムーズに世に出していくか。デザイン、エンジニアリング、QA、マーケ、それぞれのチームが最適化された動きをしていても、全体…