2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧
今年の1月から始めた個別の本の紹介記事も61本になりました! 年ごとのまとめも2013年からだから6年目、四半期ごとの紹介も15回目くらい。 文章はいっこうにうまくならないし言葉も洗練していきませんが、読んだ本について自分なりに消化する深さも広さも上…
家近くの図書館でふらっと目についたこの本。 ギリシャ神話に関するお話で、ローマ・ギリシャ史はこれまでもちょこちょこ勉強していて、これも合わせて手にとってみました。 先に行ってしまうと、この1ヶ月で読んだ本の中でも刺激度トップクラスの本でした。…
ふらっと入った図書館で見つけたこの本。 マンガ『サンクチュアリ』が大好きな私として、読まずにはいられないタイトルでした。 シチリア・マフィアの世界 (講談社学術文庫) 作者: 藤澤房俊 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2009/10/13 メディア: 文庫 購入…
センター試験の現代文にもよく登場する、鷲田清一先生の文章。今回のテーマは"労働"について。 労働=苦役、余暇=レクリエーション・リフレッシュ、という構図・コンセプトはこれからの時代でも活きるものなのか。そんなテーマで書かれた本です。 初版がで…
モノマリスト、の本を読んだときに紹介されていた、松浦弥太郎さんの本。 もとから大好きな人の一人なので、改めてこの本を手にとってみました。 今日もていねいに。 (PHP文庫) 作者: 松浦弥太郎 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2012/02/03 メディア: …
前記事の『The Art of Porco Rosso』に続いて、ジブリの"紅の豚"の紹介本をピックアップ。 紅の豚―カッコイイとは、こういうことさ。 (ジブリ・ロマンアルバム) 作者: アニメージュ編集部 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 2003/02/01 メディア: コミック …
兵庫県立美術館でやっている、ジブリの大博覧会にいってきました。*1 www.ghibli.jp 小さい頃から紅の豚が大好きで、グッズ販売で思わず買ってしまったのがこの本。 The Art of Porco Rosso 作者: Hayao Miyazaki 出版社/メーカー: VIZ Media LLC 発売日: 20…
『銃・病原菌・鉄』のジャレド・ダイアモンドと、『国家はなぜ衰退するのか』のジェイムズ・A・ロビンソンが編著者としてまとめた、経済史分析等に用いられる"自然実験"に関する本です。 歴史は実験できるのか――自然実験が解き明かす人類史 作者: ジャレド・…
いろんな便利ガジェットや素敵プロダクトの紹介をしているブログ『monograph』を運営している堀口さんが出した新著。 発売からさっそく、Kindleで読ませていただきました。 人生を変えるモノ選びのルール: 思考と暮らしをシンプルに 作者: 堀口英剛 出版社/…
大好きな岩波ジュニア新書シリーズ。 砂糖の世界史 (岩波ジュニア新書) 作者: 川北稔 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1996/07/22 メディア: 新書 購入: 17人 クリック: 115回 この商品を含むブログ (75件) を見る 「世界史を学ぶなら塩の歴史を学べ!」…
最近日本でも盛り上がりを見せているボードゲーム。 この本はドイツで出版されたものですが、ボードゲームデザイナーとという職業があるんですね。 熟練のボードゲームデザイナーである著者が書く、ボードゲームデザインのガイドブックがこちら。 ボードゲー…
投資ファンドの人が書いた「個人で小企業買っちゃいないよ!」本を読んでから、 もう少しプロセスを追ってみようと思っていました。 nozomitanaka.hatenablog.com その中で手を伸ばしたのが、中小企業M&Aでかなりのシェアを持っている日本M&Aセンター監修で…
ギボンの『ローマ帝国衰亡史』しかり、国家や大きい組織の行く末を考える上で多くの人の研究対象となってきたローマ史。 都市国家・ローマの成立から拡大、分裂、滅亡に至るまで、かなりのロングストーリー&話の入り組み方なので、そもそもどういった視点で…
日本創生投資という投資ファンドを運営されている三戸さんの新著。 大企業であなた(想定読者は40~50代?)が培った、当たり前を当たり前に実行するマネジメント能力は中小企業でこそ生きるはず 中小企業が直面する事業継承の課題を考えると、リタイア後ある…
ちくま新書は宗教系の本もたくさん出されています。 そんな中でこの本、『完全教祖マニュアル』。他の本は、『神道・儒教・仏教 ─江戸思想史のなかの三教』だったり『神道入門 ─民俗伝承学から日本文化を読む』だったりする中で、この尖ったタイトル。 完全…
Twitterの有名人、借金玉(@syakkin_dama)さん。 はてなブログも好きで良く拝見してます。 syakkin-dama.hatenablog.com そんな借金玉さんが出版した、発達障害の方向けのライフハック術の本がこちらです。 私自身はADHDでもASDでもなく、ただ内向性がとて…
6月から、10年ぶりくらいに神戸に住んでいます。引っ越しにあたって、元同僚がこの本をくれました。 神戸あるある 作者: 寺井広樹,ナナシロ,大河原修一 出版社/メーカー: TOブックス 発売日: 2018/01/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブ…
JPL・小野さんの新著を読んでから、再読したいなと思っていた表題本に手を伸ばしました。 nozomitanaka.hatenablog.com この本は、小野さんがMITの大学院に入学してから、そこで学び、迷い、挫折し、自分を取り戻し、JPLに入るまでを描ききった自伝。想いと…
東大の神取先生が書かれた、ミクロ経済学の新しい教科書。 この本を使って、あるいはこの本を書くような先生からミクロ経済学やゲーム理論の講義を受けられる東大生がとにかく羨ましくなりました。 ミクロ経済学というと、他学部の人はもちろん経済学部生で…