ねずこん読書記録

小さな会社を経営しています。読んだ本について書き残していきますー

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

記録#6『観察の練習』みのまわりの小さな違和感に気付こう

年明けにSNSでバズっていたこの記事を改めて読みました。 note.mu 観察=「無意識の意識化」、なるほどなぁと思いました。 観察のプロたるデザイナーさんたちは、日々どんな視点を持って物事を見ているんだろう?と思い、同じタイミングで紹介されていた下記…

記録#5『プログラマの数学 第2版』ゼロの意味は?

昨年はPHPでのWebサービス開発や、Pythonを使ったデータ解析にチャレンジしました。その中で扱われるのは"論理"だったり"統計" "ランダム化"だったりして、改めて数学への関心が高まっています。 今月第2版がでた『プログラマの数学』買ってみました。 著者…

記録#4『世界からバナナがなくなる前に』効率を追って脆弱さが生まれる

ここ最近、食や農業の問題はそこかしこで取り上げられています。 途上国を中心とした飢餓、都市における食料廃棄、不衛生な環境で抗生物質まみれで育てられる牛や鶏に起因する食肉の安全性、遺伝子組み換え作物の登場... どれも大きな問題です。そんな中で、…

記録#3『アルゴリズム思考術』コンピュータに"考え方"を学ぶ

はじめに 新卒で入った会社では入社するまえに課題図書が配られ、コンサルタントとして働く上で必要な財務会計や英語に関する本の他に、『イシューからはじめよ』や『論点思考』『仮説思考』といった、仕事をする上で役立つ考え方についてのものもありました…

記録#2『それでも人生にイエスと言う(V・E・フランクル)』ナチス強制収容所からの帰還。

ヴィクトル・E・フランクルの「それでも人生にイエスという」を年末年始に読みました。 オーストリアの精神科医で、第二次世界大戦時には強制収容所に送られそこで家族の多くを失いました。戦後は精神療法医として活動しつつ、"生きること"に関して多く発信…

記録#1『自動人形の城(川添愛)』コンピュータとの対話は人を優しくする。

年末に読みたかった本のうちの一冊、川添愛さんの『自動人形の城 人工知能の意図理解をめぐる物語』を読みました。その読後感想です。 自動人形の城(オートマトンの城): 人工知能の意図理解をめぐる物語 作者: 川添愛 出版社/メーカー: 東京大学出版会 発売…