記録#138 『TRANSIT 第41号 ニューヨークには夢がある!』常に未完成の街・NY
大好きな雑誌、TRANSIT。以前はキューバの特集号を読みました。
今回はもう少し北上して、ニューヨーク。
TRANSIT(トランジット)41号 ニューヨークには夢がある! (講談社 Mook(J))
- 作者: ユーフォリアファクトリー
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/09/14
- メディア: ムック
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Portraits in New Yorkという企画で、街角の人のワンショットとインタビューを書いていく企画。みんなトランプ大統領きらい!というところに都市を感じる。笑
NYUでHealth and Artを専攻していたという女性。そのスタイルがかっこいい。
77歳の哲学者おじいちゃん。「NYは常に大好きなんだ。なぜならいろいろな人がアイディアと熱意と文化を持ってこの街にやってくるから」というところに、いろんなものが凝縮されている気がします。
ちょっと前に書いたコワーキングスペース運営のスタートアップ・WeWorkもNY発。いろんなものが混沌の中で生まれる、料理も企業もアートもコンセプトも。
いつまでも完成しない街、ニューヨーク。それがこの街の危うさでもあり、魅力なんだと感じました。
あと、ニューヨークと関係ないんですが、頭にある作家・椎名誠さんの記事がとても素敵。
「辛いことでもなんでも"面白がれ"ばいいのだ」
よく「壮大な旅をされてますね」なんて言われますが、旅のヨロコビというのは、けっこうそういうところにあるものなんですよ。でも、本当に苦労すると、それを乗り越えたときの充足感とか、そうしたものはトテツモナク大きい。だから、楽しいことだけじゃなくて、辛いことでもなんでも面白がること。これはたびに限らずとても大事なことだと思います。辛いことを経験したり、我慢しないと味わえないものってけっこう多いと思う。"違い"を楽しみ、未知の世界を体で"実感"し、辛いことでもクリアな気持ちで"面白がる"。そんな旅を経験していくと、本当にいいもの、大切なことなどに気づけるんだと思いますね。
オーストラリアでハエ地獄にあったり、パタゴニアで海賊にあったり、いろんな事があるけど、全身で受けとめて面白がる。芸人さんのお話を聞いてもそうですが、なんでも笑いで昇華していく姿勢、人としての器がでますね。。
私もそうなりたいものです。。
TRANSIT(トランジット)41号 ニューヨークには夢がある! (講談社 Mook(J))
- 作者: ユーフォリアファクトリー
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/09/14
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