記録#238 『大富豪からの手紙』塩沼亮潤・大阿闍梨のお話と一緒に心に据える。
たまにお会いする「本田健さんっていう素晴らしい人がいて!自由人で!~~」的な人とは話が合わない私ですが、そのご著書はたまに拝読します。
1月末に、千日回峰行を達成された塩沼亮潤・大阿闍梨のお話を聞いた後に、人間ってなんだろう、苦ってなんだろうと思いながら、頭の整理のためにこの本を開きました。
・偶然に起きることはないし、偶然に会う人もいない
・すべてのことには意味があり、それは自分を幸せにするために起こっている
・決断した瞬間に、その未来は、同時に誕生する
・最高の未来は、いつも、今の意識の外にある
・直感は「英知」であり、自分を幸せに導く、ナビゲーションシステム
・自分にとって何が大事かは、心と体がちゃんと知っている
・決めた未来は、「行動すること」によってしか、近づいてこない
・最低限、お金に邪魔されない人生を生きる
・誰かを幸せにするたびに、 自分の器が大きくなって、 お金から自由になっていく
・仕事の喜びは、まわりの人を巻き込みながら、関係者全員を幸せにすること
・世界は、あなたの才能が開花するのを待っている
・成功するための唯一の方法は、失敗しても挑戦し続けること
・自分に与えられた命を使い切る
・本当の幸せは「人間関係で得られる幸せ」 にほかならない
・最初に、自分から与えることで、「内面的に満たされている人」になる
・両方が「どちらも正しい」と考えて認め合う
・運命は決まっていようといなかろうと、自分がやりたいようにやる
・人生を信頼すること、人とつながる
(本書の文末にあるまとめより)
いっていることは至極まっとうで、
- くよくよ迷わず決断して、どんどん行動していけ
- 失敗を重ねないと成功はない
- 他人を幸せを実現することで自分の幸せを実現する
のような、自己啓発の本なら十中八九書いてあることなんですが、塩沼さんのお話を聞いたからか、
自分に与えられた命を使い切る
という言葉がすっと心に入ってきました。
生まれることそのものが苦しみであり、生老病死は避けられない。
そんな中で、日々自らを鍛え、苦を縁に変え、人に与えていくことで生をまっとうする。
いい読書の時間になりました。