ねずこん読書記録

小さな会社を経営しています。読んだ本について書き残していきますー

記録#279 『傷つきやすい人のための 図太くなれる禅思考』

 

傷つきやすい人のための 図太くなれる禅思考

傷つきやすい人のための 図太くなれる禅思考

 

 

感じたこと


  • 疲れているからか、心にぐっと刺さった。。
  • 「聖人をもってわが身を正すべし。聖人をもって人を正すべからず。凡人をもって人を許すべし。凡人をもってわが身を許すべからず」とてもいい言葉だと思いました。

内容


  • 図太さとは。
    • 嫌なこと、つらいことに押し潰されないたくましさ。
    • 苦しい状況や困難な局面に置かれても、折れたり、へこんだりしないやわらかさ。
    • その瞬間は落ち込んだり、めげたりしても、すぐに立ち直れるしなやかさ。
    • 自分に批判的な周囲の声に接しても、「まあいいか」と受けとめることができるおおらかさ
  • 思い通りになることなんて無い。相手があるんだから。それでもなんとかなる。執着しない。そんなもの、と割り切って眼の前のことに尽くす。放下著。
  • 自分をさらけ出す。露。
  • たまにはゆっくりと孤独に。自分を見つめる。七走一坐。

引用メモ


失敗への不安は脇において、開き直ってください。 躊躇わないで、きっとできます。そして、何であれそのことを一所懸命にやることだけにつとめる。その経験がまちがいなく、心を少したくましくします。「図太さへの道」が開けるのです。

はっきりいいましょう。世の中に思いどおりにいくこと、思いどおりになることなど、滅多にないのです。それにもかかわらず、思いどおりにしようとするから、やっかいなことになるのです。 仏教でいう「苦」がまさにそれです。思いどおりにならないことを、思いどおりにしようとするところに、悩み、苦しみが生まれる。それがお釈迦様の教えです。さらに、お釈迦様はこうおっしゃっています。 「汝らよ、この世は苦に満ちている」 いい方を換えれば、この世は思いどおりにならないことばかりだ、ということでしょう。しかし、思いどおりにならないからといって、絶望におおわれるということもありません。「どうにかなる」のです。

「聖人をもってわが身を正すべし。聖人をもって人を正すべからず。凡人をもって人を許すべし。凡人をもってわが身を許すべからず」