記録#266 『ニッポン 2021-2050』
ニッポン2021-2050 データから構想を生み出す教養と思考法
- 作者: 落合陽一,猪瀬直樹
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/10/31
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
感じたこと
- テクノロジーに対する絶対の信頼。少なくとも、進歩し続けるものと強調して何かを生み出していこうとする姿勢はこれからマストで必要になってくるはず。一説では、新たなテクノロジーを自然な心持ちで受け入れられるのは35歳まで。それを超えてでもそのまま受け止める自分にならないとだめだ。
内容
- 人口減少時代はネガティブというだけではない。テクノロジーの活用度が上がり、輸出戦略構築に対する圧力が高まり、そして教育投資が実現すること。土地余りでその活用アイディアも生まれる。大切なことはテクノロジー恐怖症に陥らないこと。
- 日本の地方の現実をどの程度危機感を持って体験できているか。その当事者としての体験はどこで生活を営む、ものづくりに取り組むとしても価値ある経験となるはず
- 日本の近代はドラえもんやクレヨンしんちゃんの社会。これからは伝統とテクノロジーをかけ合わせて芸術や産業を高めていくトライアルが必要になる。そのために日本というのはよい環境になるのではないか。
- 価値観としてマスメディアから受け取ったものをそのまま体現し、その価値観でしか物事を捉えられなくなる人が増えてきているのでは。それで何か価値あるものを生み出せるのか。
引用メモ
言語化は最高の思考ツール