ねずこん読書記録

小さな会社を経営しています。読んだ本について書き残していきますー

記録#133 『読書の方法』自分を成長させる本の読み方

前の記事同様、コワーキングスペースの棚にあった書籍。 

読書の方法-自分を成長させる本の読み方

読書の方法-自分を成長させる本の読み方

 

著者の久木田さんはFacebook上で"本が好き!倶楽部"を主催されていたり、読書会もたくさん開催されていて、相当の読書家です。

そんな方が語る、読書の極意とは?

  • 面白そうなところから読む
  •  必要なところだけ読む
  • 一つ知ったらそれ以上読まない

副題はずいぶんと肩肘張った感じ(「自分を成長させる本の読み方」!!)ですが、内容は逆に「肩の力を抜いてほんと向き合およ」という感じで、

  • 書店に行ってぱっと目に入った本を手にとって見てパラパラめくり、面白そうだなーと感じたら買ってみよう
  • 最初から!全部!通読する!と考えなくていいよ
  • ベストセラーのような本でも、時代を、いまを感じるためにさくっと読んで見る、そんなミーハーな読書でもいいじゃない

この辺の考え方は私も同感です。さらに、↓なんかはまさにまさに、という感じ。

  • あたりの本を引く確率は、これまで読んだ本の数に単純比例する
  • 読書の知識は点だが、それを踏まえて人に会う・違う本を読むなどすると天童市がつながって線になり理解が深まる

読書が途中で嫌になっちゃう人に多い思考法でよくあるのが、「せっかく途中までよんだから、おもしくないけど最後まで...」という精神。

これは絶対やめたほうがいいです。その時間を使って、別の本を読んだり、他のことをするほうがよっぽど有意義。潔さが大事です!サンクコスト!ぱっと捨て去っていきましょう。

↑は面白さの話なんですが、価値観が違うからと言ってその本をすてるのは違うかなと。

本を読むことで、たくさんの世界、たくさんの価値観と出会えます。

本を読むという行為は、あなたの世界を広げるという行為なのです。

そのためには、自分の意見や価値観と合わない本を捨てないことも必要です。

賛成する必要はありません。ただ本を読んでいる間は、自分の考え方をそばに置いておくだけです。

(pp.112)

傾聴傾聴と言われますが、"傾読"はそれよりもハードルが低くておすすめです。

ぜひ自分の地平を広げるために、多くの人が本を活用する用になるといいなぁと思っています。

読書の方法-自分を成長させる本の読み方

読書の方法-自分を成長させる本の読み方