記録#118 『小さな会社が本当に使える節税の本』無駄な節税、していませんか?
小さな会社の代表になったので、税金の勉強もしておかなくては。
節税が大きなテーマになることもないようなマイクロカンパニーなんですが。。
小さな会社が本当に使える節税の本 (社長、そんな節税策では会社がつぶれます!)
- 作者: 冨田健太郎,葛西安寿
- 出版社/メーカー: 自由国民社
- 発売日: 2018/06/15
- メディア: 単行本
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この本のスタンスは明確で
- 「無駄遣いをしてまで税金を削る」のは本末転倒、意味のある節税をしよう
- 「翌年度以降の支出をいま計上」はしょせん期ズレ、来期の税金が増えることに対して対策がある場合だけしよう
- 純粋に節税になる項目は多くない、しかしそれらをきっちりやりきろう
と。わかりやすい。
本書の流れとしては、
- 禁忌】やってはいけない節税:経費にならない決算賞与、赤字を出すための期末決算セール、全額損金タイプの保険料で益出し etc...
- 必須】とりあえずやっておく節税策:青色申告承認、出張・旅費・社宅・残業時等の各種規定の整備、固定資産の短期償却 etc...
- 推奨】少し前のめりで検討すべき節税策:退職金活用、福利厚生の充実、交際費活用 etc...
- 選択】場合により活用すべき節税策:仮決算の実施、倒産防止共済への加入、事前確定届出給与の申請、従業員退職金の損金化 etc...
と分けて教えてくれていて、税務署初心者の私にもわかりやすい内容。
確かにわたしたちの会社にとって意味がありそうなのは社宅や出張などに関する各種規定の整備と、技術習得費の扱い、くらいでしょうか。
とはいえ、小さな会社の税務のポイントを抑えられたのは良かったです。
また年末と期末にそれぞれ読み直そう。
小さな会社が本当に使える節税の本 (社長、そんな節税策では会社がつぶれます!)
- 作者: 冨田健太郎,葛西安寿
- 出版社/メーカー: 自由国民社
- 発売日: 2018/06/15
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