ねずこん読書記録

小さな会社を経営しています。読んだ本について書き残していきますー

記録#160 『コンピュータ、どうやってつくったんですか?』

 大好きな川添愛さんの新作が。

コンピュータ、どうやってつくったんですか?:はじめて学ぶ、コンピュータの歴史としくみ

コンピュータ、どうやってつくったんですか?:はじめて学ぶ、コンピュータの歴史としくみ

 

川添さんの前々作、前作のコンピュータ・AIというものに関する書籍が私のような門外漢にもとってもわかりやすく、 すっかりファンです。

nozomitanaka.hatenablog.com

今回の作品は、そもそもコンピュータというものがどういう要素から成り立っているかを書いたもの。

ある日天使がコンピュータに詳しい人間のところに訪ねてきて「なんとか中の世界でもコンピュータを作ってみたいんですが...」と相談するところからお話が始まります。その人は、コンピュータというものの成り立ちとそのために必要な考え方を懇切丁寧に天使に伝えてい来ます。

コンピュータは

  • 数字で表された情報を扱う「デジタル機器」であること
  • 電子機器であり、電気の操作で計算すること
  • プログラムによって様々な計算ができること

の3つがかけ合わさることで成り立っているもの。そのために、本書の中では①数②論理③プログラムについて詳しく解説されています。

  • 数と数字というものはどう異なるのか?
  • 数字そのものだけではなく、文字や音、画像を数字に変換する仕組みとは?
  • どのような数字として扱うと、電気の仕組みを活用した効率的な仕組みができるのか?
  • フォン・ノイマンが考案したアイディアは何がそれほど新しかったのか?
  • メモリとCPUという場所で何が行われているのか?

わかりやすかったです...!!

初心者の人でもわかりやすい、本当におすすめの書籍です。

コンピュータ、どうやってつくったんですか?:はじめて学ぶ、コンピュータの歴史としくみ

コンピュータ、どうやってつくったんですか?:はじめて学ぶ、コンピュータの歴史としくみ