ねずこん読書記録

小さな会社を経営しています。読んだ本について書き残していきますー

記録#111 『アドバイスかと思ったら呪いだった。』消え去れクソバイス。

犬山紙子さんが2015年に出していた『言ってはいけないクソバイス』の文庫版。 

([い]6-1)アドバイスかと思ったら呪いだった。 (ポプラ文庫)

([い]6-1)アドバイスかと思ったら呪いだった。 (ポプラ文庫)

 

 クソバイスとは、、

求めていないのに繰り出される、クソみたいなアドバイスのこと。相手のためを思っているようで、実は上から目線で持論を押し付けているだけのことが多い。なお、クソバイスすると大変気持ちが良い。

(pp.5)

わかる。ある。

恋愛、結婚、子育て、新卒就活、キャリア、趣味、、、、

あらゆるところで「アドバイスの形をとった自分の素晴らしさ発信」が行われていて、勝手にやってくれる分には構わないんですが、相手をなかなかに傷つけたりして、あかんです。

本書の中で心に残ったクソバイス

  • 仕事ばっかりしてると婚期逃すよ
  • 若いんだからもっと何事にも積極的になりなさい。これだからゆとり世代は...
  • 出る杭は打たれるわよ
  • 東京や大阪に行くと価値観変わるよ
  • えー、男なのに軽自動車?
  • 才能は10代で輝かないともう無理
  • ミルクで育てられてかわいそうに

言ってる本人に悪意がある場合もない場合も、なんなら好意がある場合もあるんですが、セクハラ・パワハラはこの類だなと。

「ごちゃごちゃうっせーな」といいたくなる時代ですね。

この本の中で各クソバイスに対して「クソバイス返し」が書かれています。無配慮な発言に対しては、面白く返していこうと決意。

おもしろ本。おすすめ。

([い]6-1)アドバイスかと思ったら呪いだった。 (ポプラ文庫)

([い]6-1)アドバイスかと思ったら呪いだった。 (ポプラ文庫)