ねずこん読書記録

小さな会社を経営しています。読んだ本について書き残していきますー

記録#83 『すべての仕事は「問い」からはじまる』答えを急ぐな、問いを深めよう。

ここ半年考えていることが、タイトルそのままだったので手にとってみました。 

答えは先にある、問いが足りない。そんなことを思っています。

  • そもそもの根本への問い
  • 未来志向に切り替える問い
  • 枠を外して新たな可能性を広げる問い
  • うまくいかない現状を打破するための問い
  • 人を動かすための問い
  • 自分を変えるための問い

著者の大嶋さんはマッキンゼーで4年程過ごし、その後いくつかのコンサルティングファームを経て2001年にエグゼクティブ・コーチや人材開発の領域で企業をされています。様々な組織の課題と向き合ってきたんだなぁと。

仕事も含めて、すぐに打ち手だ解決策だに飛びつく人が多いですが、立ち止まって、何なら一歩引いて、問いから見直すことが大切だと思います。

「問い」はとてもパワフルなツールです。自分の思考や行動をクリアにして、私たちの夢を叶える原動力になったり、問題の解決策を引き出したり、新しいアイデアを生み出したり、私たちの人生とビジネスの質を劇的に上げる力を持っているのです。

また、いい問いは、良い雰囲気の場をつくり、良いコミュニケーションを生み出し、人を勇気づけます。結果、良い人間関係や親しみや信頼感を構築します。

(pp.11、はじめに) 

 2時間ほどでさっとよめる、良い本でした。おすすめ。