ねずこん読書記録

小さな会社を経営しています。読んだ本について書き残していきますー

記録#51 『まんがでわかる オーナー社長のM&A』事業継承・中小企業M&Aをマンガで。

投資ファンドの人が書いた「個人で小企業買っちゃいないよ!」本を読んでから、 もう少しプロセスを追ってみようと思っていました。

nozomitanaka.hatenablog.com

その中で手を伸ばしたのが、中小企業M&Aでかなりのシェアを持っている日本M&Aセンター監修で作成しているマンガ。サクッと読めます。

まんがでわかる オーナー社長のM&A

まんがでわかる オーナー社長のM&A

 

登場人物は

  • 酒蔵の6代目当主で頑固一徹、でも体調の問題もあり会社をたたもうとするお父さん
  • 東京に出てきているけどお父さんのことが心配、なんとか酒蔵を存続させられないかを模索する娘さん
  • 娘さんの婚約者の友人で、中小企業M&Aに詳しいコンサルタント

という感じ。

M&Aというものを結婚に例えながら、相性が大事!デューデリジェンス(DD)をしっかりしよう!という内容の本でした。最後は無事に、中堅企業に引き取られて(結婚して)いきます。

本編の合間に、M&A全体がどんなプロセスで進んでいくのか、DDって何をするのか、中小企業M&Aの標準的な企業価値算出法はなにか、などの解説もあります。

そのあたりを読んでいくと、「こんなにうまくいかんやろ...」という視点もありつつ、流れ全体を1時間くらいでぱーっとおえる、便利な本だと思いました。

最後の最後に「M&Aのご相談はこちらまで!」というFAXフォーマットまで用意されていたのはさすが日本M&Aセンター、、、というところです。 

まんがでわかる オーナー社長のM&A

まんがでわかる オーナー社長のM&A