2016年4~6月】読んでよかった本5冊

こんにちは。
この3ヶ月は、本屋さん(Amazon含む)を徘徊しながら目に付いた本をぱーっと買って読む日々でした。
その中でも今の私にとって面白かった本を5冊紹介します。 

 

●あなたの会社が理不尽な理由

経営学者の読み方 あなたの会社が理不尽な理由

経営学者の読み方 あなたの会社が理不尽な理由

 

著者が日経ビジネスオンラインで書いていた記事をまとめたもの。
タイトルや、帯にある「なぜ会社は何億円もの失敗よりもタクシー代にうるさいのか」 という問いについてだけでなく、社内の人材教育や組織の意思決定スピードに関する問題など、幅広いトピックを扱っています。どの章も、それを専門に扱った書籍や論文をリファーしてくれるので、もう一段深めたいなぁっていう時にもありがたいです。
中に出てくる、ダニエル・カーネマンの「結局、建設的な批判とはどれだけ深みのある言葉遣いができるかにかかっている。」という言葉がとても素敵だと思いました。

 

●数学者たちの楽園:「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち

数学者たちの楽園: 「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち

数学者たちの楽園: 「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち

 

謎の黄色いキャラクターが活躍する米アニメの代表作、シンプソンズ。その裏側を支えているのは数学ギークなんですよ、っていうお話です。「フェルマーの最終定理」等を書いたサイモン・シンの新作。
各エピソードに隠された数学に対する敬意、それ誰にも気づかれないやろっていうところにまでこだわる姿勢(例えば、あるシーンで黒板にちょこっと書かれた3987^12+4365^12=4472^12って式とか)、素晴らしいなぁと思いながら読みました。
私が一番好きなのは、タクシー数・1729のエピソード。

パトニーで病に伏す彼(ラマヌジャン)を見舞ったときのことである。
私が乗ったタクシーの番号が1729だった。特に面白味のない数のように思われたので、よからぬお告げでなければいいのだが、とわたしは彼に言った。すると彼はこう言ったのだ。「いやいや、それはともて興味深い数ですよ。二通りの異なる方法で、二つの三乗の和として表される最小の数なのですから」

 

●わたしが正義について語るなら

 アンパンマンの作者、やなせたかしさんが語る正義について。

逆転しない正義は献身と愛です。

ご自身が半生を振り返りながら書かれる、愛や正義についての文章。
四谷三丁目のアンパンマンショップの前を通るたびにこの本を思い出します。

 

アホウドリの糞でできた国 - ナウル共和国物語

アホウドリの糞でできた国―ナウル共和国物語

アホウドリの糞でできた国―ナウル共和国物語

 

 聞いたことがない人がほとんどかもしれません、ナウル共和国
ぜひ読んでくださいこの本。父にも紹介したところ、one of his life-time bestsに入ったようです。
 

●パクリ経済 

パクリ経済――コピーはイノベーションを刺激する

パクリ経済――コピーはイノベーションを刺激する

 

 著作権が認められないけど、どんどん新しいアイディアや製品が生まれてくる領域があります。
料理、一部のファッション、コメディ、スポーツやボードゲームなどの戦術、フォント、、、、などなど。
著作権保護を主張する背景にある「コピーは創造性を殺す」「イノベーションのための権利保護を!」そんな主張は本当に成り立つのか。
少し厚めですがすいすい読める、なめらかな本でした。

*****************************
こんな感じでした。また3ヶ月後に。